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FLASH tips Flash CC 拡張パネル版 FlashToHaxeConverter ver 4.0 公開

Flash CC 内構造を Haxe クラスに出力する、拡張パネル版 FlashToHaxeConverter ver 4.0 を公開しました。

 FlashToHaxeConverter 
 https://github.com/siratama/Flash-To-Haxe-Converter

今回のバージョンアップは、ツールの使い心地の向上を図っています。Haxe ファイル出力機能には変化はありません。

ダイアログタイプから 新しい拡張パネルタイプに変更

ダイアログ表示中は Flash CC が操作できないという難点があったため、パネルタイプのものに変更しました。パネルをどこかにドッキングさせておくことで、気軽に Haxe ファイル出力が可能となります。
また、インストール・アンインストールも簡単になりました。今後は zxp ファイルをダウンロード後実行するだけでインストールが可能です。(拡張機能インストールには別途 Adobe Extension Manager CC が必要です。)

jsfl 処理呼び出し分散化

処理行数などが多く負荷の高い jsfl を実行すると、Flash CC 本体がプチフリーズ化してしまう事があります。そして一定時間 Flash CC からの応答がないと警告ダイアログが表示されたりします。
これを防ぐために、jsfl 内処理を分散して呼び出すような作りに変更しました。(とはいえ、ライブラリ構造が結構複雑な fla ファイルですと、ライブラリ解析時 やはり微妙にプチフリーズしてしまいます。)

開発メモ

jsfl 処理呼び出し分散化は 作りが大変に

jsfl 処理呼び出し分散化を行いたい場合、今までの AS3 で作成していた拡張機能制作よりも、おそらく作るのは大変になっています。

AS3 からは jsfl API を呼び出したら即戻り値を取得する事ができました。しかし今回の HTML と javascript で制作可能な新しい拡張機能では、jsfl API の呼び出し結果を コールバック関数経由で取得する必要があります。直に結果を取得できないため、それだけ作りが複雑になってしまいます。

Twitterメモ

Twitter でメモ書きした内容を以下につらつらと。

Flash CC 拡張機能パネルにて、jQuery の slideUp といったアニメーション系の命令はユーザの何らかの画面操作をトリガーとしないと発動されない模様?素で呼び出しても動作しません。

Flash CC 拡張パネルのテキストフィールド内にフォーカスがある状態で、直に Flash のステージ上をクリックすると、フォーカスは外れるものの javascript の change イベントは発動しません。テキストフィールド内文字列変更探知はタイマー等で監視する必要あり。

Haxe にて、Flash CC 拡張機能側から jsfl 内関数の戻り値を取得する際、Bool値が「Boolのようなクラス?」に変換されてしまう(事がある)。Serializer を利用してこの現象を回避する事に。

Flash CC 拡張パネルは Adobe AIR でも利用されている Webkit でレンダリングされている模様? CSSグラデーション設定は -webkit-linear-gradient を指定しないと有効になりませんでした。

[ FLASH ] [ tips ] 投稿者 siratama : 2014年02月23日 19:21

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