jsfl からのリンケージクラス設定解除が効かない場合は fla ファイルを保存して起動し直す
苦節二年半、今までの面倒は何だったのでしょうか。
本日ふと思いついた方法で、jsfl によるリンケージ設定まわりの一つの問題が解決しました。
---
過去以下の記事を書きました。
Flash CS4 上でリンケージクラス設定を行うと jsfl からリンケージクラス設定変更は不可となる
何かのタイミングで、jsfl によるリンケージクラスの解除が中途半端な状態になってしまう、という問題です。
簡単な再現方法としましては、以下の手順で行えます。
Windows Vista, Flash CS 5.5 で検証しています。
(1) リンケージ設定解除用 jsfl を用意 ※
(2) 新規で fla ファイル(test.fla)を作成し ムービークリップ「Sample」をライブラリに作成
(3) Sample ムービークリップにリンケージ設定を行う
(4) test.fla を保存後 閉じる
(5) test.fla を起動する
(6) jsfl から Sample ムービークリップに対し リンケージ解除を実行
この段階で 上記記事の問題の再現が可能です。Sample ムービークリップは 上記記事内図3 の「リンケージ設定の解除が完全に行われていない状態」となります。
Sample ムービークリップが一つだけなら大した問題ではありませんが、実際はかなりの数のムービークリップが存在する事となります。結局一つ一つ手作業で解除を行わなくてはなりませんでした。
しかし!ここから本日ふと頭をよぎった方法が以下に続きます。
(7) test.fla を保存後閉じる
(8) test.fla を起動する
手順(6)の状態で test.fla を保存し起動しなおすと、見事「リンケージ設定の解除が完全に行われている状態」となりました。めでたしめでたし
※
リンケージ設定用 jsfl ファイルがない場合は以下をご利用ください。
jsfl ファイルの配置場所や使用方法に関しては省略します。
http://www.dango-itimi.com/blog/swf/163/linkager.zip
linkager.zip
├ LinkageCanceler.jsfl --- リンケージ一括解除
└ Linkager.jsfl --- リンケージ一括設定