Google+ は閲覧側視点で とても気楽に利用できるSNSかも : 他 Google+ 投稿まとめ
Google+ を二ヶ月ほど利用してみての感想です。世にあふれた今更な意見かもしれません。
「Google+ は他 SNS のいいとこ取りをしている」という意見をよく目にします。実際に使ってみて なるほどと実感できています。
私は自分の活動状況をより短い間隔でお伝えすべく「情報を発信する側」として Google+ を利用していますが、一方 他の方の Google+ での活動をただひたすら閲覧するだけの「情報を受信する側」としても気楽に利用できています。
この「情報を受信する側」だけの人は Google+ に限らず 他 SNS 系サービスでも結構多いかと思います。私は twitter では閲覧専門だったりします。そんな「情報を受信する側」の人にとって Google+ は、システムの特性上、あるいはクライアントソフトが大変優れているという事から、とても気楽で閲覧可能な SNS だと感じました。
閲覧準備
「情報を受信する側」として こちらが行なってみた点は、ストリーム(タイムライン)をどんどん流れるようにするという事です。「Google+ ではまずは 3000人をサークルに入れよう(フォローしよう)」という記事を見たことがありますが、これは大げさな話ではなく、気楽に閲覧するための第一歩となりました。
Google+ は twitter と同じフォローシステムにより、「誰をサークルに入れる・外す」かは自分のタイミングで自由に行えます。相互フォローシステムではないという点が気楽な点のうちの一つです。
はじめは「人気」にカテゴリーされる人をサークルに入れた後、次に「友達候補」に上がってくる人をどんどん同じサークルに入れてみます。(システム上一日300~500人程度くらいまでしか入れることは出来ないかもしれません。)
頻繁に発言を行う人は友達候補内の「上位の候補」に上がってくるものと思われるので、1000人くらいで恐らく十分な人数量になるのではないかと思います。
十分な人数量に達すると、ストリームが自動でどんどん流れていきます。Google+ のデフォルトクライアントソフトが優れている点の一つで、どんどん各人の書いた内容が流れていったとしても充分に目で追えるような流れ方となります。1000人くらいですと、だいたい 5秒から 10秒単位で一つの書き込みが流れていく感じになるかと思います。
何が気楽なのか
・短い発言が気にならない
上記準備を終えた後、自動で流れるようになると、「他の人に対してはあまり意味のない つぶやき」が書かれていたとしても、気にならなくなります。どんどん流れていってしまうからです。
・画像効果
Google+ での発言形式一つに「一言 + 画像」の組み合わせを多く見ます。これが気にならなさを更に上げています。むしろ効果的なものが多く、飯時になるとストリームにたくさん流れてくる「ごちそうフォト」とカテゴライズされる料理の写真は、見ていてとても美味しそうで腹が空いてきます。
・URL 引用先の記事が概要として表示される
何かの書き込み内に URL リンクが貼ってあるものの、URL 文字列 + URL 先の記事タイトルしか書かれていなかったりする場合、閲覧側は URL をクリックしてブラウザで開いて内容確認する必要がでてきます。開いて確認してみたはいいが、興味のない内容だった、といった事が続けば続くほどリンクをクリックするのも躊躇してしまいます。
Google+ では書き込み箇所に URL 文字列があると、その URL 先の記事の概要や画像データが一緒に表示されるようになります。これは素晴らしい機能です。
Facebook で言うところのこれの事なのかな、と思います。
F's Garage TwitterがFacebookのようにOGPを採用すべき理由
http://www.milkstand.net/fsgarage/archives/001826.html
・流れるからこそ気にならない
他所様の書き込み内容を見逃すのは失礼なのでは、逐一チェックせねば、と気を使うと疲れてしまいます。しかし「たくさん人をサークルに入れているから、書き込み内容は流れてしまうものである」という前提を採っているので、自然と気を使わないように心がける事ができます。
もちろん「この人の発言は見逃したくない」という場合は、専用のサークルを作ればよしとなります。私は、「すべての人の書き込みが流れるストリーム用サークル」以外に、ゲーム開発者やイラストレーター、こちらの書き込みに反応してくれる方々等々、様々なサークルを作っています。
お勧め設定
・Google Chrome アプリケーションショートカット設定
Google+ という事から、ブラウザは Google Chrome を利用するのが無難かもしれません。Google Chrome には「アプリケーションのショートカットを作成」という設定があり、この設定を行うとブラウザ縦幅を少々広く使うことが可能となります。
参考 アプリケーションのショートカットでGoogle+専用窓を作成する方法
https://plus.google.com/u/0/104695002981847637487/posts/U5okN8SJG4E
ただしこの設定を行うと URL 欄が消えてしまうため、 URL 欄から設定を行わなくてはならない Google Chrome 拡張機能が利用できなくなってしまう、という難点があります。解決策はあるかもしれませんが今のところ見つからず。
・G+ twitter を導入
https://chrome.google.com/webstore/detail/clgnogcadgloeiobhamkcoenaemofdpg?hl=ja
Google+ でも twitter を利用したい、そんな場合 Google Chrome の拡張機能「G+ twitter」がお勧めです。Google+ を開いた時点からの twitter 上のタイムラインを Google+ のストリーム上に表示する事が可能となります。また、Google+ から twitter へ発言する事も可能です。
Google+ の流れるストリーム上に twitter のつぶやきを表示することで、「流れるからこそ気にならない効果」を一層期待できるかもしれません。
他にも「Google+ から twitter と facebook も利用できる」といった拡張機能も見つけましたが、こちら何故かまともに動作したことはないため「G+ twitter」をお勧めしておきます。
流れるストリームの難点
しばらく放置していると、書き込み量がどんどん下の方にたまっていくため、メモリをそれだけ使用しブラウザが重くなってしまう、という難点があります。ストリームで気になる発言が目に止まり、ブラウザのスクロールを下にずらしストリームを止めよう、としてみるも、スクロールバーがカクカクに動いてスクロールもままならない、そんな状態になってしまいます。
よって、書き込み量がたまってきたら任意でブラウザ再読み込みを行う必要があります。
一応「ストリームの下の方に流れた書き込みは非表示にしてほしい」、という要望を運営に出してはいますが要望がかなうかどうかはわかりません。
書き込み表示数制御を行う Google Chrome 拡張機能を制作されている方がいるのですが、表示数制御以外の設定(レイアウト詰め等)が自動で行われてしまうため、利用は避けています。
ページ自動更新を行う Google Chrome 拡張機能を導入するのもよいのですが、上述「Google Chrome アプリケーションショートカット設定」を行なってしまうと、拡張機能設定を行うための URL 欄が表示されないため 自動更新設定が行うことができず状態に。どちらをとるか選択する必要がでてきます。
Google Chrome 拡張機能 は HTML と javascript で制作出来るということから、時間があれば自分好みのものを作ってみようかな、とも思います。
追記)
書き込み表示数制御のみの設定も行えるようになった拡張機能がリリースされたとのことで、以下に URL を紹介しておきます。これにより使い心地がますます向上しました。
+Custom
https://chrome.google.com/webstore/detail/dlcakfcppledhkdlifpcbmcjihnhbaid?hl=ja
前回から本日までの Google+ 投稿まとめ