Flash CS5 は XFL に期待
来月末に発売されるという Flash CS5。どのような新機能があるのかネットを徘徊してみたところ、「XFL」という新フォーマット形式による fla ファイルの保存というものがあると知りました。
xingxx : 動画でみる Flash CS5 の 押さえておきたい新機能
http://log.xingxx.com/2010/04/flash-cs5.html
XFL が Flash CS5 の一番の売りになりそうなものですが、それほどプッシュされてる感はないので、過度な期待はしないほうがよいのかどうなのか。
fla ファイルライブラリ内の構造や、各シンボル内のレイヤーやタイムライン内の情報が全て xml ファイルに記述され、その xml ファイルの記述や XFL 内画像データを変更することで fla ファイルを編集せずとも Flash オーサリングが行えるというもの、のようですが実際に触ってみないとどこまで出来るかはわからず。
Flash オーサリング自動化処理は jsfl で可能でしたが、今後はどのようなツールを用いても可能ということになりそうなので、Flash オーサリング自動化処理ツールを Flash(AIR) で作成、といったこともできるのでしょうか。
想定している XFL の機能で行いたいことといえば、タイムラインアニメーションムービークリップの自動スクリプト処理変換です。
指定のフォーマットでタイムラインアニメーションを作成し、XFL 形式で保存。XFL 内 xml から 各フレームに配置された各シンボルの配置座標等読み取り、クラスファイルにそれら情報を出力。また、スクリプトで操作しやすいようなムービークリップを自動生成。
ゲームのキャラクターの動作イメージをタイムラインアニメーション(ムービークリップ)で作成し、XFL を利用して変換処理を自動化すれば、キャラクター動作用スクリプトの調整は一切手をつけずにムービークリップの編集内容そのままをゲーム内画面の動作に反映させる、なんて事が可能となります。
ありそうな難点といえば、xml 構造を破壊して fla ファイルを開く事ができなくなってしまうということ。要バックアップとなりそうです。