AIR パッチで再インストール作業短縮
以前、SWFAddress を用いたサイトに使用する、xml ファイル出力 AIR アプリケーションを製作しました。しかし 出力する xml ファイルのフォーマットが変更されるたびに、AIR アプリケーションをパブリッシュし直し、アプリケーションを再インストールする必要がある、という問題がありました。
AIR で製作されたアプリケーションは、インストールとアンインストール作業がやや面倒です。Windows にインストールする場合、まず、以前のバージョンのアプリケーションを コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」からアンインストールする必要があります。アンインストール後、インストーラを実行します。
現在 SWFAddress を用いたサイト製作の第一回納品が完了し、今後未完成部分をどんどん製作していくことになっています。各ページの表示に必要な xml ファイルのフォーマットも随時変化していくこととなりそうな状況です。
ここで、xml のフォーマットが変化するたびに プロジェクトメンバーの PC に AIR アプリケーションのインストール/アンインストール作業を繰り替えす事は時間の無駄となってしまうため、どうしたらいいか考えてみました。そして、以下の方法を試してみる事に。
1)xml フォーマットの変更に伴い処理変更のかかる箇所は
AIR アプリケーション内で扱うのではなく 別途 swf(xmlParser.swf) で扱う
2)AIR アプリケーションは 上記 xmlParser.swf を読み込み実行する
3)各プロジェクトメンバーは Subversion 経由で xmlParser.swf を随時更新する
AIR からの外部 swf 実行にエラー等が発生しなければ、これで問題が解決するはず。
追記)
どうやら AIR のパブリッシュ設定によっては、インストーラーを実行するだけで即アンインストールや新しいバージョンの AIR アプリケーションにアップグレードできるようです。「このセッションのパスワードを保存する」という項目にチェックを入れたらその設定が有効になった?模様。
また、外部 swf で利用したクラスAのインスタンスを AIR 側で利用しようとしたら コンバートエラーが発生。loader.context の ApplicationDomain の設定を一通り試してみましたがダメでした。クラスA は複数のデータを一まとめとして受け渡すだけのためのクラスなので、ひとまず Object 型に変換し利用してお茶を濁すことに。