社内サーバ Subversion導入 雑記
現在月一で更新作業を行うWebサイト作成の業務にとりかかっています。複数人のファイル修正の衝突による時間の浪費を避けるため、またファイルバージョン管理簡易化のために、今月初め頃 勤めている会社のサーバにSubversionを導入しました。
Subversionは Windows の TortoiseSVN を用いて個人的に利用していましたが、複数人で利用するのは初めて。いいだしっぺということもあり、社内サーバへの Subversionの導入と Apacheの設定から Subversionの利用方法のマニュアル作成/解説 まで一通り行わせてもらいました。
導入してみて まだ事始めという事もあり運用におぼつきがあります。Subversion管理方法は ネットで調べただけの我流でして、不明点や推測もあり、効率の悪い点や間違っている点もあるかもしれません。
branches ディレクトリはどのように作成していくのがよいか、ファイル修正前の メンバーへの通達はどのように行うとよいか、等、課題はたくさんあります。ここの手続きが困難だ、といった問題点も出てきており、運用しつつ プロジェクトメンバー全員で上手い方法を見つけ解決していけたらと思います。
■Apache
Apacheは最新版の2.2ではすんなりと Subversionが動作しないとの事。幸い会社の Apacheは2.0だったのでこの問題は解決。Apacheに触るのは学生の頃 FlashとCGIを連携させるためのPerl学習時に導入した時以来です。サーバ用ソフトウェアはGUIで楽チンの AN HTTPD を用いていました。
■flaファイル 容量圧迫問題
Subversionはバイナリファイルも管理できるのが特徴の一つ、ということで flaファイルもバージョン管理しています。しかしこのflaファイル、高画質の画像を内部で使用しているため一つ一つ容量が結構大きく、今後バージョンを重ねるにつれ サーバの容量を圧迫してしまったらどうしようか、という点があります。データベースに記録したデータ情報を削除する方法があるようなのですが、これが難しそうなのです。いかに容量を抑えていくか、または不要過去データ削除法を習得していくかが、今後の課題となりそうです。
■Macでの Subversion用クライアントソフト導入
Windowsの TortoiseSVN を元に Subversionの利用方法のマニュアル作成を行ったため、社内での Subversionの説明会では Macを使用している人はやや置き去りになってしまいました。
調べてみた結果、Mac用としては SCPlugin というソフトがよいとのこと。ただし当方は Macを所持していないため、導入方法の調査とインストールは Mac所持の方におまかせしました。しかし調べていただいた結果 Tortoise SVN の様にインストーラーファイルをダブルクリックで簡単インストール というわけにはいかないようで、導入手順がやや敷居が高いものとなっていました。
まず SCPluginを利用するためには、Macの PC自体に Subversionをインストールする必要があるという点。Subversion, SCPlugin共に インストール後の設定は ターミナルウインドウの コマンドラインで実行する必要があるという点。また、SCPluginで認証のかけてあるリポジトリにアクセスするためには、一度コマンドラインから Subversion用コマンドで認証を通してPCに記録しておく必要があるようです。
以前勤めていた会社で UNIXを用いていたのが幸いし、なんとかMacでのSCPluginの設定を行う事ができました。「ls」や「cd」といったUNIXコマンドがとても懐かしかったです。