FlashLite2.0 W43Sでの検証
今までFlashLite2.0用に作成してきたピンボールゲームを au の W43S で動作検証。
PC上で動作するイメージで そのまま動いたらすごいだろうなあとワクワクしていましたが、案の定エラーが発生しゲーム起動すら行われませんでした。
少しずつソースをコメントアウトしつつ ようやく動作するようにまでこぎつけましたが、処理速度はヘロヘロで体感10fpsも出ていません。処理軽減を考えて制作してきましたが、これではちょっとピンボールゲームと呼ぶには厳しいですなあ。まともな速度を出すにはもっともっとシンプルな内容にしなくてはならなそうです。現在製作中のピンボールゲームは当面PC専用となりそうです。
今回わかったことは以下の通り。
・1フレーム内での処理つめこみすぎでエラー発生
PCのFlashLiteエミュレータでは問題ない 1フレーム内での処理行数でも、携帯端末のFlashLiteプレイヤーではエラーが発生する場合があるようです。どれくらいの処理行数でエラーが発生するかは端末によって異なると思います。エラー発生を防ぐにはフレームをまたいで処理を分割する必要がでてきそうです。MovieClip.onEnterFrameを織り交ぜたりせねばならなく面倒なことになりそうです。
・ビットマップ画像多様による画像赤色化現象は今までのFlashLiteと同じく起こる
W43S上で確認してみたところ、背景画像が真っ赤になってしまっていました。ビットマップ画像の多用は禁物。ベクターデータを使いましょう といったところでしょうか。おいどんはドット絵のビットマップ画像を多用したいんだ!
今後はもう少しシンプルなスクリプトで、どれほどの速度がでるのか検証したいところです。今回の結果は少しがっくりでしたが、全てActionScript2.0で書いたFlashが携帯端末上で動作したという点に関してはうれしいものです。
以下は最新版のピンボールゲーム。PC上でしか動作しません。
画面クリック後、[Z][X]キー または 左右矢印キー でバーが動作します。